りょうしりきがく for babies

本書の作者・クリス・フェリー氏は、生まれたばかりの子どもに絵本を買って贈ろうと書店に行ったところ、驚きました。

「子犬や子猫の絵本はたくさんある。くまちゃんの絵本も、車や電車の絵本も。でも私の仕事を子どもに伝えられる絵本が1冊もない!」

物理学者であり数学者であるクリス氏は嘆きました。たしかに書店にある絵本は、動物が出てくるものばかり。ほかに目立つものといえば、アルファベットや単語を教える絵本くらいです。

クリス氏はこう思いました。

「ないなら、つくればいい」

そこから試行錯誤を重ねてできあがったのが、ペーパーバッグ版の『Quantum Physics for Babies』でした。

この絵本がじわじわと理系の親たちに広まり、ついにはFacebook創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏の目に留まって妻であるプリシラさんと仲睦まじく生まれて間もないマックスちゃんに読み聞かせをするまでに。

こうしてBaby Universityシリーズ最初の1冊は、全米に広まっていきました。

青山学院中等部で掲示されました

青山学院中等部にて

3年生が学習する原子について

本書が、

「とてもわかりやすく簡潔に表現している」

と高い評価をいただき、

内容を一部抜粋して掲示いただくこととなりました。


青山学院中等部では科目ごとに教室の移動をするため、

その際に何度も目にすることで

自然に頭に入ることを期待して

このような掲示をされているそうです。


図書館にも蔵書くださっているとのことでした。

感想(りょうしりきがく)